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玉手箱は置いてきた。 [感動。]

ネタじゃなくて自分の若い頃には好きな女の子を口説くときに一生懸命電話番号を聞き出して電話をかけたらお父さんが出て夜遅いからと取り次いでくれないとか、お母さんが出て身体検査をされるとか普通にあったわけですよ。

この文学的にしかもう意味をなさない過去の記憶や体験がまるまる無い人たちが世界にはたくさんいるわけですよね、今や。
テレビが最初から薄かった人とか、電話が最初から手のひらサイズだったりとか、一生で食べたスシが全部回ってるとか。
まるまる幾つかの時代をスッ飛ばして産業とか文化とかスッポリ抜け落ちてる世代とか社会とか、
余計な先入観や慣習やしがらみ制度縛りがない分その辺りの方々の軽やかさにはもうついていけないんですよ。

戦争以外の全部体験してきた社会の世代の俺はでも、そんな埃っぽいセンチメントがきっと文化的なファンダメンタルズとしてぼくたち先行者には血となり肉となっていると信じてるんですよ。

歳をとればとるほど自由になる時間は限られてきて若い頃にはキャンプでファイヤー燃やしたり、日本中を車で旅行したりしてたこともできなくなって逆に休日ゲームばっかやってるとか何が自分にとって大切なことなのか考えさせられるわけですよ。
煎じ詰めれば脳汁の話しですね。
ぼくはほぼ一貫してメインカルチャーの人間なんですけど概ね日本のゲームの進化は体験してきたつもりです。
それはいわばグラフィックの進化(ガラパゴス)であり、ユーザーフレンドリーなUIやチュートリアルの練り込みであり、「属性」の概念なんかのシステム面での掘り込みであり、バグ対策なんかの企業責任の全うであり、集金方法の模索であるわけで長く幸せな時間をご苦労様でしたとただ感謝するだけですよ。
残念ながらそしてそれは決してGTAとかスカイリムなんかのオープンワールドのド肝を抜くスケールの追求ではなく、ユーザーがMODによってゲームを自分好みに改変する自由を認めることではなく、シンプルに相手をブッ倒すマルチプレーの革新でもなく、ましてやただ楽しいってなんなのかを追い求めた垣根の低いゲームではないわけですよ。


ゲームって結局やりたい人しかやらない能動的なサービスなんで広くたくさんの人にお金を払ってもらうには限界があるんですよ。
でも今や好きな人だけやりたい人だけやってくれればペイする市場規模が世界に広がって実はパイはメチャクチャ大きくなってるんですよ。
日本で100万本売るのは難しくても世界で300万本売るのは簡単な時代になってるわけですよ。


ぼくはマカーですけどそれでもSteamに一生遊んでも遊びきれないほどのゲームがあって、リッチなAAAタイトルもあるけどほとんどはインディーズのゲームでお世辞にもガワが良くできているともグラフィッックが素晴らしいとも言えないものばかりなんですけど、
でも、その中に日本が10年前、20年前に置き忘れていったものに最新のシステムや当時存在しなかった概念やエキゾチックなフレーバーを持ち込んで換骨奪胎した一級品がいっぱいあるんですよ。
一見古臭いけど、ワクワクさせてくれてシンプルにまたゲームを楽しみたいと思わせるタイトルが無限にあるんですよ。
プロモーションにお金をかけられないんで、本当に興味があって知ろうとしない限り知りようがない。でもそんな人たちから広く薄くおぜぜをいただいて、クリエイターたちが自分の作りたいゲームを作ってプレイヤー(バグフィクサー)と一緒に完成させていく、現在進行形のゲームがあるんですよ。


なぜか、今時2Dの横スクロールのターン制ゲームがアツかったり、
日本では馴染みのない見下ろし型の対戦ゲームがeSportsとして新たなエンターテインメントに成長したり、
ピクセルドット絵のアクションRPGに今時何百時間も費やしたり。


先頭走ってたつもりがどこで間違ったのか飛ばしすぎて周回遅れの最後方になっていた?
正直言って日本が先頭走ってる分野はもうほぼないですね。
だからって諦めるわけにもいかないですね。
煎じ詰めれば脳汁の話しですしね。


 featuring「 エキセントリック 」by 欅坂46

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