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Red Dead Representation . [下世話。]

時代の分水嶺を目撃することってあって、あ、ここから世界が変わっていくんだな。ってのを思い知らされるのは割と貴重な体験ですね。

映画「マトリックス」を見たとき今後のアクション映画はこういう風になるんだなって思ったし、iPod Touchを触ったときこの先のモバイルを予感したし、PSPでなんで電話ができないのかって疑問はSONYの長いトンネルの入り口だったよね。

911も311も暴力によって取り返しのつかない傷を負って我々の世界の無邪気は完全に失われたよね。

で、ぼくは日本のゲームが今後もう世界市場で勝てないなってのを「Red Dead Redemption」ってゲームをプレイしたときに痛感したんですよ。
とにかく一流の洋ゲーはゲーム内の世界観の作り込みが凄まじいよね。 壮大なロケーションとそれを実現するグラフィックに投入された圧倒的なリソース。 複雑に絡められた(故にバグ満載がさらに物語にカオスを増す)ストーリーと人間関係。
この辺り、日本じゃもう無理だよね。 あの現実と想像の線引きができないほどに彼らの価値観を侵食した宗教の存在はぼくらの感覚よりもはるかかんたんにファンタジーの垣根を越えられるんだよね。

普遍的な価値を目指す、がゆえに当たり障りのない通り一遍な陳腐な設定。 善悪の存在。 高度にアイコン化されて生々しさも艶めかしさも失ったキャラクター造形。 グローバリズムとテクノロジーと現実の挫折が生み出した今この世界そのものが既に歪なファンタジー。 ゲーム内とはいえひとがひとを銃で撃ち殺すことに躊躇のない麻痺感。
アニメで負けて、ゲームで負けて、スマホゲームで多分負けて、恐らくVRでも負けて、、、おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい、なんなんだよ万博やオリンピックのカス施設造ってんならSONYに金出してやってプラットフォーム取りに行けよ、クソ経産大臣(おっと、怖くて名前は出せねぇ)。

仕事で煮詰まって帰宅して風呂に一時間浸かっても気持ちを切り替えられずに寝付けない、そんな日でもマーストンさん(Red Dead Redemptionの主人公)になってただ1800年代(西部開拓時代)の北米の未開の大地を馬に乗って走り続けるだけで穏やかな心地になれる(野生の馬を捕まえて自分の馬にするというイベントがとても楽しいです)。 ゲームによる情操のコントロールの可能性。 音もなく近寄り瞬殺するクーガー。 唸り声だけでちびるほどのグリズリー。 隙あらば身ぐるみ剥がそうとするたくましい西部のご婦人。 いつの時代でも胡散臭い宣教師。 日が暮れたら火を焚きバーボンを飲み薄いコーヒーでまた目覚める。 好きなように銃をブッ放し、花を摘み、オンナ・子どもをいたぶる悪党どもをヌッ殺しまくる。
アウトローが輝いた最後の時代。
個人的には魚釣りができたらオレもう現実世界捨てますわ。


キレイ事ばかり言っていたら、弱いものは一方的に狩られる世界。 武器をとって自らの身を、家族の身を己の力で守る。
ともすればこの世界に絶望しがちなぼくに生きる希望を与えてくれる続編の発表がされ、あの乾ききった荒野が帰ってくる!

そしてトランプがやってきた。

トランプさんって明らかにアウトローですよね。 多分、文字通りの意味で。
ここからもしかして世界は変わっていくのかしら?
アメリカ開拓時代のカウボーイのように自分の身ひとつ、信じる者は家族だけ。 同じ開拓仲間以外は裏切り上等、文句をつける奴は鉛の弾で黙らせる。

問題はひとり自由にできる開拓地なんてもうどこにもないってことなんだよね。 

原則、余所さまのことは口出しすべきでないと思いますし、そもそも誰がアメリカ大統領になろうがなるまいが、その人は100%アメリカのために働くわけで、日本のことなんかこれっぽっちも考えてはくれないんですよ。

そこさえちゃんと認識してれば問題ないですよ。
そう考えるしかやっていけないじゃないですか。
世界が本当は良くなっていかないんじゃないかなんて考えたくないじゃないですか。

 featuring「 Glycerine 」by Bush


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